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    2014年 全日本フィギュア観戦の記録(2)

    長野2日目。快晴。
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    27日。
    女子SP、男子FS+表彰式。
    ショートサイドの前から6列目ぐらい。やはりかなり前。
    ロングサイド席より遥かに見やすい良い席でした。
    表彰式の様子はよく見えましたが、
    キスクラは手前の角柱だけ見え、選手・コーチは全く見えず残念でした。

    【試合】
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    永井優香選手。エデンの東の曲に乗って優雅で美しい。最後のジャンプが抜けちゃいました。58点。永井選手の演技も優雅なのですが、「エデンの東」という音楽にうっとり。良い曲です。
    中塩美悠選手。素晴らしい演技。滑りもスピンも速い。そしてパワフル。60点。暫定1位。彼女は6練の時からパワフルさが目立ってました。
    樋口新葉選手。すごい。爆走。ジャンプよし。64点。スタオベ。会場総沸き。彼女も6練の時から目立っていて、JAPANウェア着てものすごいスピードでした。
    今井遥選手。素晴らしい。美しい。情熱的な演技に引き込まれました。会場はスタオベ。ただ点数は伸びず。
    村上佳菜子選手。衣装が新しい。赤紫色でとてもきれい。昔の浅田真央選手の仮面舞踏会の衣装と似てる。演技スタート直後から、彼女の緊張が伝わってくる。大きなミスなし。遠くから見てたのではっきり分からないが、回転不足気味かなぁというジャンプあり。演技終了後、会場総スタオベ。キスクラを写すカメラマン多すぎ。出た点は57点と低い。あまりにも低くて、会場中冷める。明日彼女の最終グループはなくなってしまいました(>_<)。隣席の方が、後で会場で村上選手を見かけたのだけれども、その時の彼女はショック状態で呆然としていたとか。
    宮原知子選手。大きなミスなし。会場は、けっこうスタオベ。64・48。暫定1位。小柄だからか、ジャンプの低さはいかんともしがたのですが、きれいなジャンプに見えました。
    本郷理華選手。ラスボス感漂う。手足が長くて、上背もあり、演技がダイナミック。華やか。見た目ノーミス。総スタオベ。66.7点。1位。なんだか風格が出てきた感じ。
    ・明日の女子フリーはおそらく宮原選手と本郷選手の戦いになるかと思わせるSPでした。

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    山本草太選手。男子3G最終滑走。6練では一番目立っていました。失敗もありましたが、ジャンプ良し。頑張った。会場は、スタオベ。まだまだ磨かれていない山本選手ですが、宝石の原石感ありありでした。
    宇野選手。滑りは滑らか。スピンはパトリックみたいな姿勢のものが多い。ジャンプはそれほど高くはないが、次々決めていく。最後のほうでバテちゃったのかな、ジャンプでお手つき?でも、 ほとんど失敗が無く、高い点数が出て、会場総スタオベ。17才にして滑りはできあがっている感じ。
    無良選手。3Aなど決まったジャンプは高いのですが、失敗が目立ちました。SPの出遅れを取り戻そうと力が入り過ぎちゃったのかな。本人悔しそう。点数も高くない。私、彼のダイナミックな演技、好きなのですが、ちょっと残念でした。この時点で、世界選手権の代表は厳しいかなぁと思いました。
    羽生選手。6練の時から、ジャンプが決まらず、調子はかなり良くなさそうでした。最初の4S転倒(←目の前で激しく転倒)。ドーナツスピン中、突然エッジから手が離れスピンが崩れる失敗(←これは超目の前で、驚き&心配に)。ビールマンなし。オーサーに緊迫感が漂っている。しかし、ジャンプは次々決まり、最後のルッツも綺麗に決まる。かなり体調は良くなさげだったのですが、1人別世界の内容で、192点出ました。
    小塚選手。羽生選手へのプレゼントが散乱するリンクに登場。障害物の散乱するリンクをすいすいと優雅に滑っている。演技が始まり、一つ一つジャンプを降りるたびに会場中が湧く。いくつかのジャンプは難があったものの、着氷するごとに会場が湧く。滑りはいつもながら感動的。イーグルもステップも、とにかく素晴らしい。音楽が、これまた感動的。会場総スタオベ。一番湧いた会場。本人はもとより、佐藤先生夫妻の喜ぶ姿。感動的で涙が出そうになった。
     その小塚選手の演技ですが、実は私自身が興奮状態だったので細部まで覚えていないのですが、ジャンプを跳んで着氷できるたびに、どんどん歓声は大きくなり、最後の方のステップの素晴らしさもスピンの美しさも、全てが感動的で、とてつもない感情の大波に飲み込まれたかのような異様な興奮状態の会場でした。
    町田選手。さあ、町田選手の第九! どうしたの?ジャンプが決まらない。 加点のつくジャンプがほとんどない。ジャンプ以外はいつも通り芸術的ですばらしいのだけれども・・・。ジャンプの失敗が多いからか、点数がなかなか出ない。なかなか出ない点数を待つ会場は、シーンと静まり返る。異様な雰囲気。出た点数は、やはり厳しい。
    村上選手。最終滑走。町田選手の異様な余韻を残す中、演技開始。立て続けてジャンプをミス。それ以外のジャンプもミス多し。最後の挨拶の時、とても辛そうでした。NHK杯の優勝が、彼に背負いきれないプレッシャーを与えてしまったのでしょうか・・・。

    【男子表彰式】
    ・1位 羽生選手。2位 宇野選手。3位 小塚選手。
    ・男子シングル、ほのぼのとした素敵な表彰式でした。

    ・目の前がお立ち台。1位からの表彰。羽生選手、左手から出て来て華麗にすーっと滑って、勢いよく台に飛び乗る(←足蹴りみたく。また、バルセロナのときみたく。)。
    ・羽生選手、優勝杯が重そう。
    ・賞状、タワーみたいな小さなトロフィー、花束・・・上位3人は両手に持ちきれず、互いに悩みつつ足下に置く。

    ・男子3世代ほのぼの表彰式を、すぐ横(ちょい後方)の席から見ていました。3人の中で一番がっしりしていたのは末っ子。がっしりムッチリの17歳。長兄は幾多の試練を経験してきた大人の背中が魅力的な25歳。次兄20歳。スポーツ選手のスタイルとは思えない美しさでした。
    ・リンクサイドで、オーサー氏、佐藤コーチ夫妻、満知子コーチが並んで表彰を見てました。オーサー氏と佐藤氏がなにやら会話をしていました。その後、いつの間にかオーサー氏は消えていました。

    ・表彰式後、台から降り、ショートサイドの隅で3人で記念撮影。優勝杯を持つ羽生選手。かなり重さがきつそうで、何度も持ち直してました。「持たなくていいのに」と心配しました。(小塚選手ファンの方と一緒に。)

    ・表彰式後の3選手。周回してお客さんに手を振り笑顔を振りまき、リンクサイドに上がったのですが、その直後、佐藤先生に何か言われた小塚選手が慌ててまたリンクに出て来て表彰台へ向かうのです。羽生選手、宇野選手も小塚選手に続きリンクに戻り表彰台へ向かう・・・。一瞬何が起こったのか分からなかったのですが、見ると、表彰台にはトロフィーや賞状が置き去りにされていて、それを取りに戻ったのでした(笑)。目の前で一部始終を目撃した私の周りでは、あたたかな笑いが起こりました。

    【女子の感想】
    ・昨日の男子とは違い、とにかく衣装が華やか。

    ・女子SPを最初から見ながら、一人一人の選手がこの試合に出るまでにどれほどの練習を何年もの間続けてきたのか、そしてそれを本人だけでなく周りの家族達が支えてきたのか、そんな事を考えていました。失敗も成功も得点の上下も、すべてを包み込む感動が胸にこみ上げてきました。

    ・女子SP中、私の右手から見えるショートサイドに座っているお坊様風の方。ひいきの選手の演技が終わるごとプレゼント。TVで流れていた、シェイリーンさんの大ファンのあの方。そしてやはり予想通りと言うべきか、男子に対しては冷たかったのは言うまでもありません(笑)。

    ・女子SPの6練中のニアミス。目の前で、村上選手に向かって他の選手が滑ってきて危ないシーンがありました。村上選手は気がついていたようですが、近寄ってきた選手は全く気がつかずに滑って去っていきました。一瞬、周りの空気が凍りつきました。何事もなくてよかったです。

    ・浅田選手も、鈴木明子選手もいない女子シングル。今井遥選手や村上佳菜子選手など20才前後の選手は、演技自体は華麗で魅力に溢れていましたが、問題はジャンプ。ジャンプの採点に苦しんでいた印象。一方ジュニア世代の選手達は、溌剌さが目立ち、どんどんジャンプも飛んでくる。そして上位に入ってくる。新時代の到来を感じさせられました。

    【男子の感想】
    ・男子FSの最終グループの6練。驚いたのは、6人の中で最も大きく見えたのが細いはずの羽生選手だったこと。背丈も肉付きも、彼が一番大きく見えました。

    ・男子最終グループの6練が始まると、会場は大歓声。目の前の町田選手、痩せたというか、やつれているというか、病み上がりのような感じ。羽生選手も何だか調子が悪そう。小塚選手はジャンプを決めてる♩宇野選手は失敗していたジャンプを途中から修正して決める。無良選手は緊張気味か。そんな感じでした。

    ・この日の私の席はキスクラ側のショートサイド。小塚選手と町田選手を応援している方々とともに観戦していました。(私の右隣の方はかなりフィギュアにお詳しい小塚選手ファンの方でした。)羽生選手のドーナツ。目の前で突然バランスを崩し、エッジから手が離れてしまった時、私を含め周りも一斉にどよめきました。その後は、ジャンプを飛び、決まるたびに、安堵と感動の拍手が起きていました。

    ・羽生選手がスピンで乱れた後、オーサーコーチの雰囲気が一変し、より緊迫感が漂ってきたことが、遠目にも伝わりました。一方、トレーナーの菊池さんはジャンプが決まるたびに拍手をして盛り立てていました。

    ・羽生選手の演技後は、リンクがおもちゃ箱をひっくり返したようになっていたのですが、散乱している花やプレゼントの間を華麗に滑っていく小塚選手。ジャンプが決まりますようにと祈りながら、その華麗なスケーティングを見ていました。

    ・羽生選手ですが、昨日の演技後は、出来るだけ多くのプレゼントを拾ってリンクを出て行ったのですが、この日はお腹辺りに手を置き、リンクのプレゼントは一つも拾いませんでした。ただ、得点が出た後は、昨日と同じように次の選手(小塚選手)へ声援を送っていました。

    ・私の周りのことしかわかりませんが、どの選手のファンも、すべての選手に声援を送り、成功には喝采を、失敗には激励を分け隔てなく送っていました。

    【町田ショック】
    ・町田選手のフリー演技後、一瞬凍り付く会場。私もお隣の方も「点 出ないよね-。得点の出るジャンプ ことごとく失敗したよね~。連続も入らなかったし・・・。」と、町田選手に何が起こっているのか分からず、その場では、ただただ呆然としていました。

    ・町田選手の演技後。得点がなかなか出ません。本当に出ません。それでも「(得点が出るの)遅れてるけどもう出るよね」っていう時、一瞬会場が無音になりました。重苦しい一瞬の無音空間に。それでもまだ出ない。その後出た点は周りの方々の予想通り低い点でした。


    【会場の雰囲気の感想】
    ・どの選手にもあたたかい声援と拍手が起こっていました。
    ・男子で最も湧いたのは、小塚選手。次いで宇野選手。

    ・羽生選手のファンは多いものの、羽生選手だけに声援を送ることは控え気味で、ライバル選手や他の選手の演技もたたえようという雰囲気が強かったかな。ここ数年の全日本で羽生選手が受けてきたことが、ファンにとっては少々トラウマになっている・・・そんなことを感じました。


    以上、2日間の長野全日本観戦の記録でした。
    by akanesasu0124 | 2015-01-14 20:25 | 移動するもの | Comments(0)

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by akanesasu0124