雪組「fff」「シルクロード」3月27日(土)東京マチネ
2021年 03月 28日
阪急交通社様のチケットが当たり、
はるばる東京まで行ってきました。
初めての東京宝塚劇場。
新幹線で東京駅に着き、
山手線に乗って一駅、有楽町駅で下車。
徒歩5分ほど。



青い空に向かって
そそり立つ。


ビル群の中
新緑が美しい。



劇場のビルに入るには、チケットが必要でした。
2階の広間にオブジェがありました。
ライトの反射でうまく画像が撮れず。






席は後ろから2列目。
かなり高所。
中央よりちょっと右。
見晴らしは最高。

ただ、前の席にかなり体の厚みのある方が座り、
彼女はシートにしっかり座っているのですが、
体の後ろ半分の厚みゆえに
物理的に「前のめり」同じ状態になってしまい、
右手花道の銀橋への分岐点辺りが見えませんでした。

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fff


いつ見ても、
この青い五線譜のスクリーンが幻想美あふれてる。
望海さんの声は、
どこまでも広がって響いていました。
深く、
太く、
でも繊細で、
感情の機微が声を通して伝わってきます。
オペラを望海さんに合わせて見ていて感じたのは、
望海さんの美貌。
金髪くせ毛のカツラが似合っている。
すっと通った鼻筋から口元の造形美。
どの角度から見ても美しい。
真彩さんは
まずその声質の良さ。
そして他の人と重なるとさらに彼女の声の魅力が際立ち輝きます。
始まりの3人(ベートーヴェン・ナポレオン・ゲーテ)が踊るシーン。
ゲーテの耳に聞こえる謎の女の声は、
現世ではない精神世界へと誘われ、
逃れられない運命へと引きずられるかのごとき「一種の恐怖」を覚えます。
ライン川の水の中に船人をいざなったというローレライの魔女伝説。
その歌声は、こんな声だったのでしょうか?
ゲーテ「ウェルテル」のシーン。
ピアノの上に座り
表情1つ変えず歌う場面は
誰もが抱える美しくも残酷な「運命」が
彼女の歌で表現されているのですが、
黒炎の2人のダンスとの「聴覚と視覚の重奏感」が秀逸です。
暗い運命へ誘〈いざな〉っていく黒炎の二人(華蓮エミリさん・沙羅アンナさん)。
ロールヘンの喪の場面では、悲しむ人々の中に溶け込み、
ルイが絶望して横たわる場面では、小さな炎(笙乃茅桜さん)を消していき、
あるときは静かに、
またあるときにはドロドロの情念を表すがごとく
重く暗い存在が際立っていました。
杏野このみさんも目が離せない。
ナポレオン戴冠式シーンではジョセフィーヌとして華麗に気高く
すまし顔で登場していたかと思うと、
ルイの下宿では
家政婦としてプンスカ怒って出て行っちゃう。
ゴミ入れの木桶にルイが床に散らかした楽譜を拾って、
怒りの余りぐちゃぐちゃにして思いっきり突っ込む仕草が
ムラより激しくなってて
めちゃくちゃ笑えました。
そして絶対見たかったのが、叶ゆうりさんの選帝侯。
意気揚々と鼻歌を歌い「これを変奏せよ」とご満悦の選帝侯。
「そんな変な歌、音楽になんか出来ないよ」
と鼻先で大笑いして、選帝侯をコケにする超生意気な子ルイ(野々花ひまりさん)。
怒りまくり、平謝りするルイ父(奏乃はるとさん)。
驚き慌てまくる周囲の淑女達。
ショックを受け固まる選帝侯。
その叶さんの顔芸を、オペラでガン見。
笑える
もう、大好き。
叶さんはロシア雪原のシーンで死んだ兵士として登場してますが、
座った姿勢のまま、
あの長~~い場面、微動だにしないのもオペラでガン見。
すばらしいわ
一樹千尋さん演じるケルブと天使ケルビムたちの存在は
ユーモアにあふれ、
作品に清浄さ上品さ洒脱さなどの奥行きを与えます。
ケルビムは希良々うみさん羽織夕夏さん有栖妃華さんが演じてますが、
無垢な天人たちの可憐さ、
無邪気な残酷さが良い味出してます。
智天使ケルブはユーモアたっぷり。
威厳がありつつも、
人間界の神を怖れぬ傍若無人さに対して持っている不快感も、
最後(モーツァルト達を含む)ルイ達人間の音楽賛歌を
「まぁ、いいだろう♪」と許しちゃうところも、
(最初は「音楽は神のもの」と威厳たっぷりに言ってたのにw)
(最初は「音楽は神のもの」と威厳たっぷりに言ってたのにw)
すべてがチャーミング
白い天界の世界で、
にこやかな笑顔で真彩ちゃんをルイのところへ送り出すシーンは
多幸感あふれていて最高です。
辛口💦
ゲーテ(彩凪翔さん)とナポレオン(彩風咲奈さん)が意見交流しているシーンと
ロシア雪原でルイとナポレオンが語り合っているシーンは
説教くさかったり
説明くどかったり、
はっきり言って、長くて眠いです。
劇の流れをぶった切って、
魅力をそいでるんじゃないかしら。
あと、最後の大団円。
「人生は、幸せだった!」とか、
「ありがとう、ルイ!」とかの台詞のダサさは否めず。
こういう押しつけがましい直截(ちょくせつ)的な言葉は、
わかりやすい反面、
情緒がなくて、興ざめします。
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シルクロード


生田大和先生の紡ぎ出す世界観がとてつもなく好み。
だから、ショーは秒で終わった体感。
いつものように始まり、
こぼれる砂時計の布が落ち、
望海さんが現れ、
盗賊達を引き連れ歌い踊り、
上から青い宝石=真彩さんが降りてくる。
舞台の下手、
望海さんの周りで踊っている砂役の娘役さんたち3人
(夢白あやさん、彩みちるさん、朝月希和さん)
に目を奪われる。
美の化身。
亡国の牧歌的世界が終わると舞台は一変。
バザールに。
上手花道からはスリ3人が登場。
(望海さん、諏訪さん、彩海さん)
へっぽこぶりというか、
とんちきさというか、
見た瞬間から絶対成功しそうに無い感満載。
かわいくて笑える。
よくぞこれほどだめそうな人ばかり選んだとw
その場面のお楽しみは、
宝石を盗み捕まったスリ望海さんと彩凪さんとのアドリブ。
望海「ちょっと待って、ちょっと待って。
やりたいことがある。(←ルイ?w)」
彩凪「あぁ」
望海「皆様~、
本日は、阪急交通社のシルクロードの旅へようこそ。
こちらに見えますのが、
世界が誇る『愛してんで』ことキャラバン隊長さんでございま〜す」
彩凪「はい~、(←アヤナギ先生?w)
そしてこちらに見えますのが、
先ほど取られたばかりのホープダイヤモンドです」
海望「誰もが盗みたくなる美しさ」
望海・彩凪「それでは、良い旅を💖」
神々の祭典の場面も「ハンキュー」祭りでした。
望海「阪急交通社で~♪」
みんな「阪急交通社で~♪」
望海「いったで~」
みんな「ようこそ~」
彩風さんと望海さんとの神同士の羽対決は
望海さん彩風さんの対談を読んでからは、
「あんなの、私が勝つに決まってんじゃん」
という望海さんの言葉が浮かんで、笑うしかないシーンになっちゃいました
ダスカの真彩さんは黒ボブ。
心地よいリズムの真彩さんの歌を耳で聴きつつ、
オペラは望海さんに合わせます。
望海さんと彩凪さんの絡みがめちゃかっこいい。
椅子に開脚で座る妃華さんに絡む望海さんがセクシー。
男役を従えて椅子に座る望海さんがクール。
チャイナドレス姿で踊る娘役さんを見たいのだけれど、目が足りない。
「盗賊と宝石」のシーンは圧巻。
菅野よう子さん作曲の壮大な音楽。
組子による大合唱。
望海さん真彩さんの歌声が響き渡る。
これを聴くためだけに何度も公演に足を運びました。
そしてキャラバンは続き、
彩凪さんの「じゃあね」でシルクロードの世界が終わる。
その後は、
銀橋に、1輪の青い薔薇を手に持った望海さんが現れ
娘役さん達と踊り、
男役さん達と踊り、
薔薇を彩風さんに渡し去って行く。
男役群舞。
煌羽レオさんがダントツ目立つ。
彼女も退団するのだと思うと複雑で・・・。
男役さんの群舞が終わり、
朝美さん彩凪さん彩風さんだけ残り、
真彩さんが現れ、
3人の男役さんと別れの踊りをして、
最後、
望海さんと真彩さんのデュエットダンス。
幾多の困難を乗り越えてたどり着いた境地を表すかのような
深く穏やかな時間が過ぎていく。
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終了後は、
劇場内の階段も、
ロビーも、
劇場のビルの外も、
かなりの人混みになっていました。
どこにも寄らず、
有楽町駅まで移動し、
東京駅ですぐののぞみ号の指定を取り、
京都まで帰りました。
京都駅も人だらけでした。
天気の良い土曜でしたしね・・・。
by akanesasu0124
| 2021-03-28 21:38
| 宝塚歌劇
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