帝劇「ムーラン・ルージュ THE Musical」7月13日マチネ
2023年 07月 15日
京都駅8:13発の新幹線「のぞみ」号に乗って
東京まで行き、
帝劇「ムーラン・ルージュ THE Musical」マチネを見てきました。

(画像は東宝ムーランルージュ座ミュージカルのサイトより借用)
この日のマチネの配役
・サティーン(ムーランルージュの花形ダンサー)・・・望海風斗
・クリスチャン(アメリカ人作家)・・・甲斐翔真
・ハロルド=ジドラー(ムーランルージュのオーナー・興行主)・・・松村雄基
・デューク(モンロス公爵)・・・K
ちなみに「デューク」とは
一般には最上位とされる貴族の爵位のことらしい。
参考:フランスの爵位13世紀、国王フィリップ3世が貴族身分を制定したのが始まりで18世紀に王族の大公を筆頭に公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵、騎士、エキュイエ(平貴族)までの階梯が確立した。フランス革命で爵位制度は一度廃絶されたが、1814年の王政復古により、ナポレオン帝政下の帝政貴族と王朝貴族が併存する形で爵位制度が復活するものの、貴族の特権は伴わず爵位は純然たる名誉称号と化した。第三共和政以後は私的に用による以外その効果を失った。
・トゥールーズ=ロートレック(画家)・・・上野哲也
実家は伯爵と子爵の爵位を持っている家のようで、
Wikipediaでは、父親を伯爵(アルフォンソ伯)と書いている、とのこと。
・サンティアゴ(アルゼンチン人の振付家でタンゴダンサー)・・・中井智彦
・ニニ(ムーランルージュの2番手ダンサー)・・・藤森蓮華
・ラ‧ショコラ(ムーランルージュのダンサー)・・・菅谷真理恵
・アラビア(ムーランルージュのダンサー)・・・MARIA-E
・ベイビードール(ムーランルージュのダンサー)・・・大音智海
・アンサンブル・・・ロビンソン春輝/乾直樹/高橋伊久磨/茶谷健太/仙名立宗
加藤翔多郎/ICHI/田川景一/三岳慎之助/平井琴望/富田亜希/
加藤翔多郎/ICHI/田川景一/三岳慎之助/平井琴望/富田亜希/
加藤さや香/加島茜/杉原由梨乃/田口恵那
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チケットは望海さんのファンクラブにて申し込み当選したもの。
wキャスト公演なので、
望海さん以外のどの出演者で選ぶのかという問題があり、
ニニはガイズ&ドールズで見た藤森蓮華さん一択。
ジドラーは7月は松村雄基さん8月は橋本さとしさんを選んだ。
デュークは7月はKさん8月は伊礼彼方さんになった。
クリスチャンは絶対に甲斐翔真くんだろうと映画「ムーランルージュ」から直感。
ガイズの井上さんN2Nの甲斐くんを見ての私の好みも加わり、
クリスチャンは甲斐くんを選んだ。
7月と8月の平日マチネを申し込み、結果、両方当選。
(井上芳雄さんを希望された方は結構落選したようです。)
席はE列
右の端っこ近く。
(梅芸なら、注釈付き席、、、見切れ席か・・・w)

右端の△デルタ地帯(いわうるタケノコ席)の前方席。
前の2列は誰も座らず。
元々売られていなかったのか、
それともキャンセルかは不明。

(座席表は、帝国劇場のサイトから借用)

一部見えない部分はあったものの
すぐ上に巨大なゾウがいて、
舞台は近かったので、
おおむね満足。
・・・・・・・・・・・・・・・・
帝劇はムーランルージュ仕様に完全パッケージ。





こんなところまでこだわりの装飾



スケボーの後の傷が看板(中央の下部)についていた

スケボーの跡?
多数の傷。


「ガイズ&ドールズ」のときと同じく、
早く着きすぎて時間をもてあまし、
劇場前の看板など撮影したあと、
地下のカフェにて朝食をとり、

それでもまだ時間があったので、
お堀側を散策。
これから上演される作品のポスターが並んでいました。







チョコレート工場と
レミゼは見たいかも。
(大阪に来たらチケット取りたい。)
その後、
私は6~7人目ぐらいで、
人が多くない時間にグッズ購入、会場内撮影ができました。
望海風斗さん
ゴージャスだわ


望海さんと甲斐くん
甘いムード満点。

マチネでは出演しない伊礼さんが、なぜか柱にw
(Wキャスト陣がランダムで出てくるのかな?)
(Wキャスト陣がランダムで出てくるのかな?)
男前なので記念に撮影。

クリスチャン役の甲斐翔真くん
N2Nでも思ったけれど、
本当に美形。

マチネの出演者のボード

2階のカフェコーナーで喫茶タイム。
ちょっと高い¥2000-の珈琲&スイーツのセット。
帝劇の記念スプーン&フォーク付きだから高いのでしょうが、
高価すぎて、ふだんなら絶対に注文しない
灯りが赤すぎて、
全てが赤くて、
何を食べているのか分からないw
とはいっても
ハートのケーキも甘め抑えめのマカロンも
めちゃくちゃ美味でした。


帝劇のサイトより

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キャストが出てくるまでは撮影可の劇場内。
とにかく赤、赤、赤の世界でした。
階段の向こうの世界は、異空間!

迷い込んだ2階席から少し画像を撮りました。

2階席センターが最もムーランルージュの世界を堪能できるかも、
という見晴らしでした。
音楽がずっと流れ、
12:50頃、舞台に静かにスローモーションのような動きでキャストが出てきて、
妖しくも華やかなクラブ?キャバレー?ムーランルージュの世界を醸し出していく。
華やかな衣装の女性がたばこをくゆらせつつ気だるげに客席を見やる。
両胸を出し股間部を主張した衣装を着た男性たち。
どこを観たらいいのか、戸惑う・・・。
黒と白の衣装の男性がどんよりとした視線で客席を眺めている。
長剣を手にした女性が、パフォーマンスを見せる。
(剣を口の中に刺し込み、ゆっくりと出していく手品。)
ゆったりまったり時間が流れ、
世界は退廃的で隠微なムーランルージュ色に染められていきく。
舞台の端から甲斐クリスチャンが現れ、
「これはサティーンの物語」と
過ぎ去った大切な思い出を語り始め、
ミュージカル「ムーランルージュ」が始まる。
その光を受けて、
灰色い巨象が
青くほのめいています。

【感想】
望海風斗サティーン
かなりお待たせの後、舞台中央の空中でブランコに座って望海サティーンが登場。
花形スターの美貌。
まさに輝くダイヤモンドだった。
ブランコから降り、男女のダンサーを従えセンターで踊るサティーン。
スタイル抜群で高身長なので、目立つ。
本当にスター
fireworkは、
台詞がいつの間にか歌になっていて、
つぶやくような声から、徐々に高まり、感情を爆発させて歌い、
また「花火」のように静かに歌い、
元に戻っていく歌演技が秀逸で、
望海さんが「役者」であり、「歌手」ではないことを実感する。
華やかなスター・サティーンの存在が「紙切れ」のようで、
彼女の守る世界が「トランプのおうち」のようと歌う望海サティーン。
華やかな世界にいるスター踊り子の孤独を痛いほど伝えてくる。
群舞の中央でかっこよくポーズを決めているのに
「腕がグリコポーズになってる」とインスタで言っていた。
その姿を確認しようと待ち構えていたそのシーン!
が、
我が席(ゾウの下の端っこ席)からは
ロートレックかジドラーかはたまた侯爵様か分からない黒い影の2名の男性が遮って
サティーンの姿が全く見えず・・・。
無念。
第2幕。望海サティーンのドレス姿(アップした髪と帽子姿)が最高に美しかった。
エンジも、赤も、白も。
病魔が深刻になるほど、
公爵に追い詰められていくほど、
凛とした魂を包むそのドレス姿は美しさを増していった。
上品で上質なドレスをまとい上流階級女性の生き方を求められているが、
それを手に入れたのは「体を売って」手に入れたのであり、
自分は上品とは言えない生業で生きてきた、
というメッセージが痛いほど発せられていて、
それがまた美を高めていく、という
台詞がいつの間にか歌になっている望海さん。
スターオーラ全開のサティーン、
コケティッシュでおちゃめなサティーン、
あでやかで美しいサティーン、
葛藤し苦しむサティーン、、、
病魔に冒され徐々に弱っていくサティーンの最後の燃える炎など
すべてのシーンが秀逸だった。
特に、
甲斐クリスチャンの腕の中で死にゆく望海さんの息絶えかたがうますぎて、
涙が出てきた。
今まで演劇を見て泣いたことがないのに初めてじわっと来た
甲斐翔真クリスチャン
彼のクリスチャンを観たくてチケットを取った。
ハマり役。
むこうみずに突っ走っていく若さと青さ、一途さを好演。
甘いマスク。
足が長い。
高身長。
声も甘い。
歌もうまい。
欠点がない!
アブサンを飲むシーン。
緑色の妖しい酒を飲む甲斐クリスチャン・・・。
だめだよ、勧められても、それ、飲んじゃだめ。
数ヶ月前、梅芸で石丸ジキルさんが青く妖しい液体を飲んでハイド氏になって
悲劇で終わっちゃったし
甲斐くん、
最初に出てきたときからすでに汗だくで、
最後も汗だくでした。
ladyM’sの4人
ベビードールは大音智海さん
当然ながら4人の踊り子チャンの中ではダントツにガタイが良い
ダイナミックに、魅惑的に踊る姿に目を奪われる。
仕草がかわいい。
一瞬で彼に惚れてしまった。
彼のベビードールを観たい!と思って追いチケしちゃいそう。
(交通費を考えると無理だけど)
アラビア役はMARIA-Eさん。
キュートでダイナミックかつセクシー。
歌声すごい。
なんてパンチの効いた歌声!
存在が魅力的でかっこいい。
めっちゃくちゃかわいい。可愛すぎる。
小悪魔。
一瞬でファンになる
ニニ役は藤森蓮華さん。
「ガイズ&ドールズ」のときのひよこチャンが、
スレンダーな肢体からは想像できないほど激しいダンスを見せてくれる。
金髪お団子頭のキュートなニニ。
どこにいてもすぐに髪型で分かる。
サティーンの良き戦友感。
ラ‧ショコラ役は菅谷真理恵さん。
自由奔放なダンサー。
1人だけ浅黒く日焼けした肌で、非常に健康的だった
ボヘミアンズの2人
ロートレックは上野哲也さん。
サティーンの生い立ちを語り、
サティーンの理解者であり、
今なおサティーンを愛しているさまを好演。
サンティアゴは中井智彦さん。
怪しさ満点の舞台化粧と衣装。
濃い。
濃すぎるw
アルゼンチン人にしか見えない
(あまりアルゼンチン人 知らないけど)
迫力あるダンス。
驚いたのは、歌。
歌声を聞いてびっくり!
なんて太くて大きくて強く響く美声なんだろう!!!
歌を聴いて一瞬でファンになった
ハロルド=ジドラー
松村雄基さん演じるジドラー。
松村さん、なつかしい。
うん10年前、TVドラマでよく拝見していた。
不良っぽく見えるが心の中は好青年、という役を演じたりしていた記憶。
そんな彼が、ジドラーになって
目の前に、お茶目に登場。
人情味があって芯のあるジドラーを渋く軽やかに演じていた。
デューク
公爵様。
Kさんが嫌ったらしい公爵を熱演していた。
ねちねちと嫌な公爵だったw
裏切り者には最高に残忍な仕返ししそうだった
アンサンブル
ロビンソン春輝さんがめちゃくちゃ目立っていた。
富田亜希さんも個性的で目立っていた。
いろいろと見所はあったが、
第1幕では、
まず、
ladyM'sの登場シーンからデュークが出る直前までの群舞がすばらしい。
♪Hey sister,、go sister、soul sister、go sister~♪
とlady marmaladeを歌い始め奥のハートの中の幕が上がり、
4人(ニニ・ラショコラ・アラビア・ベビードール)が踊り歌い、
華やかなムーランルージュのショーが始まる。
ブロードウエイ版をYouTubeで何度も見たけれど、
実際目の前で繰り広げられるのは現実ではないようで、最高に楽しい。
ブランコに乗ったサティーン登場からの群舞も
華やかでリズミカルで、
サティーンの病状&ニニとの関係を絡ませつつ、
花形スターサティーンの魅力全開だった。
最後のサティーンとクリスチャンの愛のシーン
2人が互いを求め合い抱き合ったキスを交わす。
流れがあまりにも自然すぎて、
純愛だった・・・
第2幕では、
もう一つの恋の話(ニニとサンティアゴ)から始まるが、
ニニとサンティアゴのタンゴから
ロクサーヌまで、
とにかく圧巻。
一番の見せ場ではないかと思う。
中井サンティアゴと藤森ニニが激しく情熱的に踊る踊る。
次々に加わっていくダンサー達による群舞。
その流れで歌われる甲斐クリスチャンのロクサーヌ。
若くて甘くて痛くて。
心にズキズキ突き刺さる。
華やかな1幕と違い、
2幕は重く苦しい現実が押し寄せる展開。
経営難になったムーランルージュを立て直すために
デュークに身を売り「高貴な女性」になったサティーンの姿が、
衣装が華やかであればあるほど痛々しい。
誰もがあこがれる身分になったのに
苦しさと悲しみがにじみ出るサティーンが美しすぎて胸が痛くなる。
徐々に弱っていくサティーン。
わずかに残る命の炎を燃やし、
愛するクリスチャンの作品を世に出そうと舞台に出るサティーン。
彼女の健康を案じ、止めようとするジドラーとニニたち。
窮境の中、
必死で生きる彼らの姿が切なく、涙を誘う。
金力をもとにムーランルージュの全てを支配しようとするデューク。
それに対抗するロートレックたちムーランルージュの仲間達。
両者(資本家vs労働者)が対峙する緊迫の場面も迫力満点。
これは、プロレタリア・ミュージカルか、、、
サティーンが死んだ後、
彼女の葬式を暗示させる教会の鐘?の音、
ladyM'sが前に出てきて、
ゆったりと厳かに
♪Hey sister,、go sister、soul sister、go sister~♪
とlady marmalade(メインテーマ?)を歌う中、
クリスチャンの語るサティーンの物語は終わる。
せつない。
せつなすぎる。
悲しく切ない気持ちが溢れた、その次の瞬間、
華やかなフィナーレが始まる。
先ほどまでの「喪」の雰囲気はなんだったんだ?
というぐらい元気で明るいフィナーレ。
幸せな気分の中、
紙吹雪が舞い、
ムーラン・ルージュ THE MUSICALの幕が下りる。
カーテンコールの再登場は1回のみ。
総スタオベ。
ところで、
来年度の地方公演はあるのでしょうか?
(キャストを募集してた頃、そんなことが書いてあったような)
博多座はありそう。
梅芸はどうかな・・・?
もし、梅芸公演があって、
望海さんが出るなら、
通い詰めて破産しそう
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【グッズ】
事前に通販でプログラムと白トートとピンズ(ゾウ)を購入済み。
でも、
気がつくとグッズ売り場に並んでいて、
赤トート
ピンズ(LOVE・BEAUTY)
マグネット
を買ってました
ハートチャームキーホルダーと白トートはソールドアウトしてました。
(Tシャツは見てないので分かりません。)
スプーンとフォークはカフェのセットメニューについていたもの。

舞い降りた紙吹雪

帰りの新幹線からの景色

17:09東京発 新大阪行きの新幹線。
もう1~2本早い列車の予約を取れば良かったかな。
名古屋を出て、夕闇が迫り、
雨で濡れた京都に着いたときは夜になってました。
以上。
by akanesasu0124
| 2023-07-15 10:00
| 観劇・ミュージカル
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