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    諸星大二郎「闇の鶯」読了


    ハマっている諸星大二郎さん。
    今回読んだのは「闇の鶯」。

    怪しく、不思議で、幻想的で、ちょっとぞっとする5作(6話)からなる短編集。

       → → → 諸星大二郎「闇の鶯」

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    最初の「それは時には少女となりて」がエロ恐ろしい。
    一番弱いところを突いて、変幻して現れる海の間の世界。
    おそろしい。

    2つめ「人魚の記憶」もコワい。
    この男性はどうなったのだろう。
    考えるだけでコワい。
    そして、もしそういう結果なら、何も知らない母親はどうなるのか、
    とても気になる。

    3話「描き損じのある妖怪絵巻」
    稗田さん登場。
    やはりかっこいい。
    お話は、最後、その終わり方?
    いえ、いいんです。諸星大二郎さんですから。

    4つめ5つめ「闇の鶯」
    この手の話に私は弱い。
    1話目の「教訓」から表現すると、
    「それは山中の美しい女性となりて」私の前に現れ、
    話に魅せられた私は、心をさらわれてしまった、というところか。

    最後の「涸れ川」
    なんというか、蜃気楼のよう。
    つかみ所が無く、
    残酷で、永遠に続く、「おとぎ話」。


    ということで、
    1度足を踏み込んだら抜け出せなくなる諸星大二郎ワールド。
    まるでそれは、1話の少年。
    海の魔性にとりつかれ海に引きずり込まれかけた少年と同じです。


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    by akanesasu0124 | 2025-06-13 08:13 | 読み物・本 | Comments(0)

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