諸星大二郎「闇の鶯」読了
2025年 06月 13日
ハマっている諸星大二郎さん。
今回読んだのは「闇の鶯」。
怪しく、不思議で、幻想的で、ちょっとぞっとする5作(6話)からなる短編集。
→ → → 諸星大二郎「闇の鶯」
Kindle版で購入。
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最初の「それは時には少女となりて」がエロ恐ろしい。
一番弱いところを突いて、変幻して現れる海の間の世界。
おそろしい。
2つめ「人魚の記憶」もコワい。
この男性はどうなったのだろう。
考えるだけでコワい。
そして、もしそういう結果なら、何も知らない母親はどうなるのか、
とても気になる。
3話「描き損じのある妖怪絵巻」
稗田さん登場。
やはりかっこいい。
お話は、最後、その終わり方?
いえ、いいんです。諸星大二郎さんですから。
4つめ5つめ「闇の鶯」
この手の話に私は弱い。
1話目の「教訓」から表現すると、
「それは山中の美しい女性となりて」私の前に現れ、
話に魅せられた私は、心をさらわれてしまった、というところか。
最後の「涸れ川」
なんというか、蜃気楼のよう。
つかみ所が無く、
残酷で、永遠に続く、「おとぎ話」。
ということで、
1度足を踏み込んだら抜け出せなくなる諸星大二郎ワールド。
まるでそれは、1話の少年。
海の魔性にとりつかれ海に引きずり込まれかけた少年と同じです。
by akanesasu0124
| 2025-06-13 08:13
| 読み物・本
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