諸星大二郎さんの「夢見村にて」読了
2025年 06月 23日
子供の頃にハマり、
再びハマっている諸星大二郎さんの作品。
昨日は、Kindle本「夢見村にて」を読み終えました。
「妖怪ハンター稗田の生徒たち」という冠が付いてます。
漫画なので、あっという間に読めちゃいます。
↓ ↓ ↓
2つのお話が入っています。
1話目が表題の作品「夢見村にて」
読んでいて、
この部分は、夢なのか、現実なのか、分からなくなります。
夢と現実とが溶け合っているような世界。
中国の古典『荘子』の中に「夢に胡蝶となる」という文章があります。
「胡蝶の夢」という題名で高校の古典の教科書に載っていたりするけっこう有名な作品です。
昔者荘周夢為胡蝶。栩栩然胡蝶也。
自喩適志与。不知周也。俄然覚、則蘧蘧然周也。
不知、周之夢為胡蝶与、胡蝶之夢為周与。
周与胡蝶、則必有分矣。此之謂物化。
荘周(荘子)が夢を見た。
夢の中で、胡蝶となり、ひらひらと自由に飛んでいる。
夢から覚めると、そこにいたのは胡蝶では無く荘周である。
人間である荘周が胡蝶になったのか、
胡蝶が荘周になっているのか、
さっぱり分からない。
荘周と胡蝶とには区別があるはずだ。
しかし、夢の中の出来事のように区別は無い。
それを「物化」というのだ。
というお話。
この荘子の「胡蝶之夢」を初めて読んだのは高校1年の時の古典。
さっぱり訳が分かりませんでしたw
詳しくはこちらのサイトで(↓)
2話目は、「悪魚の海」
ちょっと恐ろしい人魚のお話。
恐ろしいけれど、
悲しくもあるのがポイントです。
そして、最後、「悪魚」が「悪魚」でないところが、なんとも言えない読後感に繋がります。
そうそう、大島君と渚ちゃんのコンビがかわいいのです。
「高いな~」と思いつつ、購入しているKindle本。
「高い」と思っても、自分が欲しいと思えば、買うことはできるのが「大人」の特権でしょうか。
Kindle本で¥814- (←高いような、高くないようなw)
子供の頃は、お小遣いが少なくて、子供にとっては書籍は「高嶺の花」でした。
借りてきて、何度も読んで、そして返却し、本が手元に残ることは無かったのですが、
読んだ思いは、重く深く、心の中に残っていたようです。
by akanesasu0124
| 2025-06-23 05:39
| 読み物・本
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